看板
友人でギタリストの伊藤賢一さんが家族連れで遊びに来てくれた。彼はツアー途中での立ち寄りも含めると数か月に一度は顔を出してくれる。こちらとしても会う楽しさに加えて、最も弾き込まれている楽器の一つといってよい彼の愛器の状態をまめにチェックできることも大変うれしいことだ。
昨年、第一子が誕生した時にお祝いをどうしようかと考えていたところ、奥さんから「看板がいいなぁ」というリクエストがあったので、せっかくならと思い彼の使っている楽器にできるだけ外観を合わせたものを作ってみた。トップはもちろんヨーロピアン・スプルースのブックマッチ。ローズウッドのバインディング、エボニーの指板とフレット、そして最も特徴的なチップカーヴド・ロゼット。
やたらと時間がかかってしまったけれど、何とか今回無事にお渡しすることができた。賢一さん、奥さんともに大変気に入ってもらった様子で一安心。少しでも生徒集めに役立てばというところ。
もともとの来伊目的は、連れ合いが昨年行った展覧会企画が学術賞を受賞したのでそのお祝いということ。タイミング悪く、連れ合いはイタリア出張中で主賓不在のままのお祝いの会と相成った。それでもせっかく来ていただいたので料理を作っておもてなしということに。今回は、
チキンソテーwithマスタードクリーム
豆腐のサラダ アンチョビードレッシング
ということで、ビールと共においしくいただく。素敵な友人たちとの楽しい会話と料理、お酒、至福の時間…。
素晴らしい看板、というか作品をいただき、大感激です。
今も部屋で眺めてます。むふふふ。
また10月にお会い出来るのを楽しみにしております!
気にいっていただきよかったです。
10月のライブ、よろしくお願いいたします。