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日曜日はライブの音響サポートで南信の治部坂高原へ。演奏するのはギタリストの竹内いちろさん。事前情報ではかなり残響の強い会場なので、音響のセッティングに難儀するのではということもあり少し余裕をもって会場入りした。

確かに残響が耳に残るので、生音では音の芯が残響に埋もれてしまいそうと判断して機材を通すことに決める。事前に考えていたようにスピーカーのセッティングを高めしてやや下向きにしたところ、お客さんの入る範囲内は比較的クリアな音が得られることがわかったので、あとはEQやリバーブ量などの細かいセッティング。それもほどなく終わり予想よりも短時間で準備が完了した。

自前の機材で自宅以外の会場では初めての音響操作。内心不安もあったけれど、とりあえず自宅ライブと同じような音出しができてとりあえず安心した。あとはいちろさんが気持ちよく演奏できるように、ライブ中に細かいアジャストをすればいいだけだ。

涼しい高原で、緑いっぱいの景色を背景に竹内いちろさんの素敵な音楽が会場いっぱいにあふれていく至高の時間。客層に合わせてカバーの映画音楽のアレンジものや歌をその場で選曲して、聴衆がぐいぐいと音楽にひきこまれている様子がこちらにも伝わってくる。最後は客席に近づいて生音でのギター演奏。お客さんたちはまさしくアコースティックな音楽を堪能したことだろう。音楽の魅力を再確認した一日。



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