考えていたネットワークプレイヤーの条件にかなり近かったLogitechのSqueezebox Touchを使い始めた。
製品到着当初は日本語表示に対応していなかったので、SDカードにフォントを入れてそれを見に行くという設定に変更しなければいけなく少々手間取ったけれど、その後ソフトのアップデートで本体のメニューからアプリの設定で日本語が使えるようになった。
サラリーマンを辞めて現在の仕事になった時によかったと思ったことの一つに、好きな音楽をかけながら仕事ができるということがある。
工房にはその日聴きたいCDを持ち込み、一日中音楽を流すのである。
CD紹介ブログのリニューアル作業が座礁中なので、定期的に新しく手に入れたCDでよかったものを簡単にこちらで紹介していこうと思う。
渡辺香津美/Mermaid Boulevard
長らく廃盤になっていて中古市場で高騰していた渡辺香津美の初期の傑作アルバム。当時のフュージョンシーンを代表する一枚。高校生の頃にずっと聴きこんでいたので、ほとんどのフレーズを歌えるぐらいに覚えている。
今の土地に移り住んできて9年になる。仕事を行う環境、周りの自然、地域の人たちなどに恵まれ快適な生活を送っているけれど、唯一の悩みは生の音楽を聴く機会がほとんどないこと。こればかりは都会の近くで暮らしていた時と比較のしようがない。
「それならばっ」と思い、幸い知り合いのミュージシャンの協力もあったので自宅でライブを開催して音楽を聴く場を作ることにした。
(Read more...)今の土地に移り住んで間もない頃のこと。
地区の集まりで飲んでいた時に、私がギターを作っていて音楽好きだということを知ってか、「ずっとこの地区で音楽のサークルをやろうと思っていたんだよね。一緒にやろうよ。」と声をかけてもらった。こうして地元にフォークソング研究会(「研究会」という名称は発足人がこだわった部分)が発足した。
無事ライブを終えた竹内いちろさんと伊那に戻り、いつも通り酒を飲みながらの音楽談義。同年代で似たような音楽を聴いてきたこともあり、かなり濃い話となるのが常。
今回、話題の中心はギタリストのラリー・コリエル。この人のこととなると、現役プレイヤーを前にしてもこちらとして引くわけにはいかない。自分の演奏を重ねているソロアルバム、ギターやほかの楽器とのデュオなど、次々と音源を引っ張り出してきては聴きまくっていく。聴いたのは(写真右奥から時計回りに)
(Read more...)日曜日はライブの音響サポートで南信の治部坂高原へ。演奏するのはギタリストの竹内いちろさん。事前情報ではかなり残響の強い会場なので、音響のセッティングに難儀するのではということもあり少し余裕をもって会場入りした。
確かに残響が耳に残るので、生音では音の芯が残響に埋もれてしまいそうと判断して機材を通すことに決める。事前に考えていたようにスピーカーのセッティングを高めしてやや下向きにしたところ、お客さんの入る範囲内は比較的クリアな音が得られることがわかったので、あとはEQやリバーブ量などの細かいセッティング。それもほどなく終わり予想よりも短時間で準備が完了した。
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