今の土地に移り住んできて9年になる。仕事を行う環境、周りの自然、地域の人たちなどに恵まれ快適な生活を送っているけれど、唯一の悩みは生の音楽を聴く機会がほとんどないこと。こればかりは都会の近くで暮らしていた時と比較のしようがない。
「それならばっ」と思い、幸い知り合いのミュージシャンの協力もあったので自宅でライブを開催して音楽を聴く場を作ることにした。
(Read more...)コンクラベ。
ヴァチカンで新しい法王を決める選挙(あれはコンクラーヴェConclaveか)のことではない。現在、我が家の軒先で繰り広げられている闘い。
毎年、春から夏にかけてハチが巣作りのためにやってくる。女王バチは単独で巣を作り始めてやがて繁殖活動をおこなっていく。ハチとしてもなるべく安全な場所に巣を作りたい。単独でいる間は作りかけの巣を外してやれば、「ここは安全じゃない」とあきらめて他の場所に移動してくれる。だから、早い時期に巣を見つけて外すのが肝心なのだ。
(Read more...)今の土地に移り住んで間もない頃のこと。
地区の集まりで飲んでいた時に、私がギターを作っていて音楽好きだということを知ってか、「ずっとこの地区で音楽のサークルをやろうと思っていたんだよね。一緒にやろうよ。」と声をかけてもらった。こうして地元にフォークソング研究会(「研究会」という名称は発足人がこだわった部分)が発足した。
以前紹介したシジュウカラの抱卵は残念な結末を迎えてしまった。通常であれば、2-3週間ほどで孵化するはずなのに1か月以上たっても雛が孵る様子がない。それでも親は健気に卵を温め続けていた。
7月の初めはここでも暑い日が続き、冗談交じりに「このままじゃゆで卵になってしまうんじゃないの」といっていたのが、図らずもあたってしまったのか…。卵を確認してから1か月半ほどしたころだろうか、ついに親鳥を見かけなくなった。
(Read more...)友人の伊藤賢一さんが家族連れで遊びに来てくれた。彼はツアー途中での立ち寄りも含めると数か月に一度は顔を出してくれる。こちらとしても会う楽しさに加えて、最も弾き込まれている楽器の一つといってよい彼の愛器の状態をまめにチェックできることも大変うれしいことだ。
昨年、第一子が誕生した時にお祝いをどうしようかと考えていたところ、奥さんから「看板がいいなぁ」というリクエストがあったので、
(Read more...)毎年この時期には必ず白いテッポウユリを数本。
つぼみがだんだんとひらいていくと、独特に香りが部屋いっぱいに広がる。
今の流行はカサブランカ系の華やかな種類のようだが、シンプルで清楚な感じのこの花がよい。
連れ合いが一度庭にユリの球根を植えたことがあったけれど、残念なことに芽を出さなかった。
(Read more...)