Husqvarna

春から夏にかけて重要な作業の一つに薪づくりがある。
街なかで暮らしていた自分たちが現在の土地に移り住み、生活の様相が一変した。薪づくりもその大きな一つ。

薪ストーブ初心者としてはしばらくの間は手作業で薪を作るのが礼儀という気がして、まずは斧を手に入れた。ずっと以前友人から譲り受けた小型のチェーンソーが手元にあったけれど、薪づくりには少々力不足。

どうしようかと思案しているとき、木彫を行う友人から「これまで使っていたチェーンソーが古くなって仕事にはつかえなくなったけれど、調整をすればまだまだちょっとした薪づくりにはつかえそうだからいりませんか」というありがたい申し出。「ぜひ！」といって譲り受けたのがこのHusqvarna 42。

学生時代オートバイに乗っていたので、Husqvarnaと聞くと真っ先に思い出すのはモトクロス用バイクだ。ロードレース界では日本の4メーカーが上位を独占する中、モトクロスではHusqvarnaやKTMなどのヨーロッパ勢が日本のメーカーと競い合っていたのだった。
そんなスウェーデンのメーカーの2ストロークエンジンを手にできて感無量。友人にはただただ感謝するばかりだ。

バイク以上にシンプルな構造のチェーンソー。それ故に、きちんと整備をしないとなかなか調子よく動いてくれない。今日も半年ぶりにエンジンをかけてみると何となくエンジンがグズる。とりあえず駆動周りを掃除し、点火プラグの点検、クリーニング。さらにはエアクリーナーの掃除など一通りを行う。
これで調子を戻してくれるといいのだが。