シジュウカラ
すぐ手の届くところに双眼鏡と友人から譲り受けた野鳥図鑑を置いている。
埼玉の郊外に住んでいた時に詳しい図鑑を手に入れたものの、なかなかどの鳥なのかを見極めるのが難しかった。友人からの図鑑は写真ではなくイラストベースのもの。写真だとどうしても撮影した瞬間の姿に左右されるが、イラストだと特徴的な要素をすべて絵に入れているので、ぱっと見た姿をもとに同定しやすいということに気が付いた。
都会でも珍しくない光景だが、我が家の軒先に巣を構えている住人がいる。シジュウカラだ。当然のことながら、自然の中には彼らの天敵も多い。最も警戒しなければいけないのがヘビ。
実は、去年も巣を作ってヒナを育てていたけれどヘビに襲われて全滅。何とも悲しい結末だった。今年はその時に教訓を生かして巣の周りにヘビ対策を施してみる。周りの壁には透明のビニールを貼って壁伝いに近寄れないようにする。軒桁にはネズミ返しならぬヘビ返しで、これまた桁を伝わって近寄れないように。
何とか今年はヒナが無事に巣立つ様子を見たいものだ。