New Arrivals (CD), Jan 2012

CD紹介ブログのリニューアル作業が座礁中なので、定期的に新しく手に入れたCDでよかったものを簡単なコメントをつけてこちらで紹介していこうと思う。

渡辺香津美 / Mermaid Boulevard

長らく廃盤になっていて中古市場で高騰していた渡辺香津美の初期の傑作アルバム。当時のフュージョンシーンを代表する一枚。高校生の頃にずっと聴きこんでいたので、ほとんどのフレーズを歌えるぐらいに覚えている。限定生産なので、予約注文をしていないと入手できなかったのが残念。




Pascal Bournet / O’Carolan, the irish bard

PascalのO’Carolan3部作のうちの一つ。中古も含めてなかなか見つからなかったけれど、偶然新宿の中古CD店のクラシック・ギターのコーナーで発見。彼らしい端正なアレンジで、とても品のある演奏が心地よい。「The Spirits of Ireland」だけ持っていないので、気長に探したい。







Zoltan Kodaly / Musique de chambre

急にKodalyの無伴奏チェロソナタを聴きたくなり、定番のシュタルケルのものが見当たらなかったので手にした一枚。ライブ演奏ながら、フルニエの抑制が効いた演奏は聴く者をぐいぐい弾き込む力がある。「チェロとピアノのためのソナチネ」を演奏しているペレーニも素晴らしく、彼のチェロ演奏をもう少し聴こうと思う。



Carmina SQ / Szymanowski & Webern: String Quartets

現在、最も実力のある弦楽四重奏団の一つカルミナSQのデビュー盤。シマノフスキーの弦楽四重奏曲を聴くのが目的で入手したけれど、改めてWebernの初期作品の美しさに脱帽。後期ロマン派~新ウィーン学派のあたりにはついつい惹かれてしまう。



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